組立や組付けはどんな仕事?

工場の求人サイトを見ているとよく見かける「組立」や「組付け」業務という言葉。この2つの仕事内容に、大きな違いはありません。「組立」と「組付け」は同じような作業を担当すると考えてよく、どちらも、図面通りに部品を組立てたり組み付けたりする仕事です。そして、それら作業を担当する人は、工場では「組立工」と呼ばれます。一方で、組立工が作るモノは多岐にわたります。機械を作る工場には必ずといって良いほど組立工がいるのが一般的です。たとえば、自動車工場であれば、車のフレームやドア、ハンドル、椅子など、必要な部品を組立てたり組み付けたりする業務をそれぞれ別々の組立工が担当し、ひとつの車を作り上げていく大切な役割を担います。

組立や組付けの仕事の特徴は?どんな違いがある?

組立や組付けの仕事の多くは、業務を効率化することを目的に、レーン作業になっています。ただ、同じ組立工の作業であっても、担当するレーンによって難易度が大きく異なります。そのため、どの部品を担当するかは、技術レベルによって決められるのが一般的です。また、同じレーンでの仕事ゆえ、まとめて呼ばれることが多い組立と組付けにも、厳密には違いがあります。現場では、部品を作るより上流な部分を組立と呼び、できあがった部品を骨組みとなる部品に取り付けていく作業を組み付けと呼び分けています。要は、車で言えばハンドル作りは組立、ハンドルを車体に取り付ける作業は組付けです。ただ、いずれの作業を担当する場合も、求められるスキルに大きな違いはありません。

住み込みの工場は、内定が決まってからすぐに寮生活を開始でき、契約期間中の出費を最小限に抑えることもできます。